印鑑は人生の節目で必要となる

印鑑イメージ

ハンコと聞いて思い出すのは、小学校卒業の時に先生にもらった自分の名前の横型のゴム印。
これは先生が「これ私が持っててもしょうがないから、皆にあげるね」と言って渡してくれたものです。

これを私は中学校から高校生にいたるまで、何かにつけてずっと使い続けていました。
だって中学生が当時自分の(たとえゴム印であろうとも)持つなんてことは普通ありえないし、ましてや注文して作るなんてことは考えてもみませんでした。
これが私の持った生まれて初めての印鑑(?)との出会いでした。

次の印鑑との出会いは、これまた学校から。
今度は中学校卒業の時に、一応書体の希望なども聞かれて注文したオーダーメイドのものでした。

これは正しく印鑑と呼べるもので楕円形で行書体か何かで彫られていました。
学校からの卒業記念品とかなんとか言ってましたけど、たしかお金を取られたように記憶しています。

小さな安っぽい皮のケースに入ってました。
私の名前はちょっと変わっているのでそれは大事に使ったのを覚えています。

中学生になって、いっぱしに本なども自分の小遣いで買うようになると、所有欲が強くなるものなのか、買った本の奥付に署名し、そこに印鑑をくっきり押して蔵書印代わりにして、一人で悦に入ってました。
貯金なんかは一切しないタイプで、あればパッパと使うので銀行印とは無縁の暮らしでした。

この蔵書印について思い出すのは父の膨大な本に押されていたものです。
小学生の頃、遊ぶこと以外は本を読むのが大好きな少年であった私は、父の部屋にある本を片っ端から読むことに熱中してました。

難しい字は飛ばし、ついに(かつてあった)家庭調査表には「趣味:読書」と書くようなマセタ少年になっていたのです。
この父に当然影響を受けていたのが兄であったのは当然の成り行きでしょう。

なんと当時から兄の本には(生意気にも)しっかり蔵書印が押してあったのです。

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